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ひいな Book Cover

上品ながらも華やかな美しさ!ひな人形職人の伝統技術が息づく一品

美しい和のデザインが目を惹く文庫本サイズのブックカバー。
華やかな美しさの中に、知性と上品な佇まいを感じるデザインが魅力的です。

和、というといかにも昔のもの、というイメージになりがちですが、
このカバーは構えずに取り入れられる、非常に洗練された雰囲気があります。
こうして改めて日用品のデザインとして見てみても、非常にモダンな印象を受けるところに、和柄の素敵さを再発見しますね。

ひいなブックカバー イメージ

【8種類のデザイン。色・柄違いで揃えたいほど、どれにしようか迷ってしまう素敵さです】

この製品は、インテリア雑貨を企画・販売しているお店『mottart(モットアート)』が、雛人形などの人形を製作する老舗メーカー『人形の左京』とともに作り上げたもの。
柄選びだけでなく、使いやすさにもこだわって開発されています。

年代を問わずさまざまな方に使ってもらえる柄ですし、お祝いなどの贈り物にも非常に喜ばれるのではないかと思います。

8つの『伝統柄』と『伝統色』に込められた意味

このブックカバーには8つのデザインがあって、それぞれに意味が込められているんです。

ひいなブックカバー 向鶴 ●向鶴(向かい鶴に雲立涌)
長生きの象徴としても知られる鶴が、二羽で向かい合う姿が描かれています。
『雲立涌』というのは、湧き出た水が立ち上り、天にある雲にまで達することを指しており、非常におめでたい文様です。

ひいなブックカバー 青海波 ●青海波(菊青海波)
菊を波のように重ねて成る文様。
整った円形を持つ花のかたちから、菊は日本人に最も親しまれている柄の一つ。延命長寿や無病息災、不老不死などの意味を持っている花です。

ひいなブックカバー 唐草 ●唐草(破れ菱に円唐草)
飛鳥時代からさまざまなバリエーションで使われている文様の菱を唐草で囲った文様。
唐草は蔦を図案化したもので、生命力が強く、四方八方へ途切れることなく続いていくことから、繁栄や長寿などの意味を持った吉祥文様です。

ひいなブックカバー 市松 ●市松(鹿子とよろけの市松)
小鹿の背の斑点を思わせる『鹿の子』模様と、波を打ったような線の文様を市松に配した柄。
正方形を交互に敷き詰めた構図のものを『市松模様』といいます。

ひいなブックカバー 撫子 ●撫子色(なでしこ色)
河原撫子に由来する色。春や桜を思わせる淡いピンク系の色で、やわらかく、暖かな雰囲気を持っています。

ひいなブックカバー 浅葱 ●浅葱色(あさねぎ色
ねぎの色に近いことから浅葱と呼ばれるようになった色。青と緑の中間に近い感じの色味です。
江戸時代には田舎侍が使用する色として野暮扱いされましたが、明治に入ると花柳界の新橋で流行し、「新橋色」ともいわれました。

ひいなブックカバー 朽葉 ●朽葉色(くちば色)
赤みがかかった黄色、茶色の色名です。文字通り『葉』が『朽ちた』色味を表現しています。
朽葉色の範囲は広く、各色の強さによって『赤朽葉』『黄朽葉』『青朽葉』と呼び分けられていました。平安時代の貴族には、明るい黄赤が好んで使われていたそうです。
こっくりとした秋の色、という感じですね。

ひいなブックカバー 紫苑 ●紫苑色(しおん色)
キク科の多年草『紫苑』に由来した色。淡い青紫色です。
特に平安時代に尊重され、広く好まれました。『源氏物語』などにも、華やかな色として描かれています。


柄そのものの美しさもさることながら、一つひとつに付けられた名前の言葉からも、 私たちのルーツや、日本文化の情緒、豊かさが感じられますね。

ひな人形職人の手によって一つひとつ丁寧に作られています

ブックカバーは一つひとつ、職人の方によって手作りされています。
ひな人形作りの伝統技術を生かし、思いが込められながら丁寧に仕上げられているので、大事に長く使っていただきたい一品です。

ひいなブックカバー 雛人形職人の方

【職人の方の手によって、一つひとつ丁寧に作られています】

商品仕様

サイズ:幅約295mm×高さ156mm
対応書籍サイズ:文庫本(152mmまでの高さ、厚さ20mmまで)
素材:ポリエステル100%

商品の詳細・価格・ご注文

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(販売店:mottart(モットアート)